ヤマザキ カオル   YAMAZAKI KAORU
  山﨑 薫
   所属   動物看護学部 動物人間関係学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/01
形態種別 学術雑誌
標題 評定依頼調査に基づく犬品種による行動特性の違い-家庭犬への適正を中心に-
執筆形態 共著
掲載誌名 JVM,vol.54 2001年1月号
巻・号・頁 9-14頁
著者・共著者 田名部雄一、山﨑薫
概要 犬の専門家(動物看護師・獣医師・ドッグトレーナー等)191名に対して、日本で多く飼育されている31品種について、その行動特性について5点評価法で評定依頼し、その平均得点から品種差を調べた。
12の行動特性を調査した結果、家庭犬により適するのはラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバーで、次いでシーズー、パグ、キャバリアキングチャールズスパニエルも適すると考えられた。一方、秋田犬等の日本犬種は番犬には適するが、家庭犬への適性はより低いという見解に至った。
多くのイヌの専門家を調査対象とし、行動特性の違いから家庭犬に向くイヌ品種を数値にして示したことにより、専門家以外の一般の飼い主に対して、イヌ品種ごとの違いを解説しやすいものとした。また、今後の犬の飼育者に対してもそれぞれの家庭に適した品種を選ぶことができ、終身飼養の一助となるものと考えられる。