シマモリ ヒサコ   SHIMAMORI Hisako
  島森 尚子
   所属   動物看護学部 動物看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 『バウンスからフォップヘ』考-ポウプとスウィフトによる「犬」の詩
執筆形態 単著
掲載誌名 ヤマザキ動物看護短期大学『ヤマザキ動物看護短期大学雜誌』第1号pp. 1-10.(pp. 195-204.)
概要 『バウンスからフォップヘ』(Bounce to Fop)と題された諷刺詩はアレグザンダー・ポウプとジョナザン・スウィフトとの共作とされているが、実際の成立過程が明らかではなく、従ってどちらがどの程度製作に関わったかは推測の域を出ない。ウィットに富んでいるおかげで過激を免れてはいるが、この諷刺詩は反政府的な構想に基づいており、その点でスウィフト的であると言える。しかし、洗練された表現技法、詩に描かれた将来への希望という面ではポウプ的である。特にこの詩の魅力となっている犬に対する暖かな感情表現は、『オデュッセウス』の翻訳、およびポウプが日頃抱いていた動物愛護の感情などから分かるようにポウプ独自のものである。こうした事実に基づき、この詩の本質に関わる部分でポウプの手が加わっていると論証した。