タニグチ アキコ
谷口 明子 所属 動物看護学部 動物看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 犬の高分化型肝細胞癌に対しDynamic CTおよびDynamic MRIを行い比較検討した一症例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本獣医画像診断学会誌 |
著者・共著者 | 保田大治、長谷川大輔、藤田道郎 |
概要 | 早期発見が困難な動物の癌のうち、直径わずか1cmのごく初期の肝細胞癌の一症例に遭遇したので、ダイナミックCTとダイナミックMRI における抽出能の比較を行った。人医療で報告されているように動物においてもダイナミックMRIでの撮影では癌を疑うのに十分な抽出画像が得られた。その後外科的に摘出し、病理学的検査を行ったところ転移の危険性が高い悪性の高分化型肝細胞癌であることが判明した。定期的な健康診断が行われない獣医療の現場では、来院時には既に手遅れの癌である場合が多く、今後症例を増やし画像診断の分野での早期発見の方法確立を目指す予定である。 |