ハナダ ミチコ   Hanada Michiko
  花田 道子
   所属   動物トータルケア学科 動物トータルケア学科
   職種   教授(実務家)
発表年月日 2007/06
発表テーマ 核酸、メシマコブを与えた担ガン動物(犬・猫)の評価と統合医療の選択
会議名 第39回獣医東洋医学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 花田道子、宮野のり子
概要 本人担当部分:本研究の全体を統括して発表した:
 核酸サプリメントとメシマコブを与えた担ガン動物(犬、猫)の飼い主にアンケート調査を行い、我々の栄養療法および免疫療法に対する評価の違いを検討した。調査対象動物を2群に分け、A群は当院患畜、B群はカウンセリングとアフターケアのみの遠隔患畜としたところ、効果判定には両群の飼い主の間で腫瘍治癒に対する意識の違いが見られた。しかしQuality of Life(Q.O.L.)に関しては両群とも殆どの例で改善されており高い評価が得られた。西洋医学のガンの三大療法との併用でもQOLが保たれ、外科療法の術後の治癒時間の短縮、化学療法の副作用の軽減などがみられた。これからも統合医療の選択と自然療法を用いた予防医学を勧めていきたい。