ヤマカワ イツコ
山川 伊津子 所属 動物トータルケア学科 動物トータルケア学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014 |
形態種別 | 著書(一般) |
標題 | 盲導犬使用の動機についての調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本補助犬科学研究 |
概要 | 盲導犬増加に向けての課題は育成頭数だけでなく、視覚障がいを有する当事者の意識も大きい。盲導犬使用を希望しない視覚障がい者がいる中、盲導犬使用の動機を明らかにすることは、盲導犬使用希望者の増加へと導く手掛かりが明らかになると推測できる。そこで本調査では、現役盲導犬使用者9名に、盲導犬使用の動機について半構造化聞き取りを実施し、使用を決めた理由についての分析を実施した。その結果「接近理解(納得)型」、「目標達成型」、「混合型」の3種に大きく分類することができた。このうち最も多かったのが「接近理解(納得)型」であり、身近なところで直に盲導犬使用者と接し、盲導犬への理解を深めていくことが、使用を決める大きなきっかけとなっていたことが判明した。今後このような機会をいかに広げていくかが、盲導犬使用希望者を増加させる一つの鍵と考えられる。 |