カワモリタ チアキ   Chiaki KAWAMORITA
  川守田 千秋
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   教授
発表年月日 2011/06
発表テーマ 高齢者における体操教室実施前後の脳機能年齢の変化
会議名 日本運動・スポーツ科学学会第18回大会
学会区分 全国学会
開催地名 東京
発表者・共同発表者 武藤三千代、勝又聖夫、若山葉子、渡部鐐二、川守田千秋、渡部月子
概要 健康体操教室に参加している高齢者を対象に、運動実施前後での脳年齢と運動量、総消費量を測定し、単発的な運動の脳機能への影響を検討を行った。測定機器は大阪大学医学部精神科精神生理研究室において脳の老化現象を評価するために開発された脳年齢計ATMTとスズケンのライフレコーダーを用いた。
対象者は毎週1日行われている健康体操教室に参加している高齢者43名、平均年齢は72.5±5.5歳である。体操指導者による70分間の運動(ストレッチ、じゃんけんぽん体操、みんなの体操、指の体操)を実施し、体操開始前30分以内および終了後30分以内に脳機能年齢を測定した。
顕公体操の運動量は19.8±11.5kcal、総消費量125.9±54.3kcalで、比較的穏やかな体操であった。運動前に比較して運動後に脳年齢が若くなる傾向がみられ、穏やかな単発的運動でも脳の活性化に役立つことがうかがわれた。