コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2013/05
発表テーマ 超音波画像による大腿前面筋エコー強度と運動器の機能低下リスクとの関係.
会議名 第48回日本理学療法学術大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 愛知
発表者・共同発表者 共同発表者:河合恒、大渕修一、光武誠吾、吉田英世、平野浩彦、小島基永、藤原佳典、井原一成
概要 運動器リスクを安全に評価するための指標として、小型の超音波画像計測装置を用いて大腿前面の筋厚(大腿筋厚)及び筋エコー強度(大腿EI)を測定し、地域在住高齢者における運動器リスクの発生との関係を検討した。結果、大腿筋厚、筋エコー強度は筋の形態的な特徴の評価であり、運動機能や、膝や腰の痛みなどの運動器疾患が影響するリスクの正確な予測は困難と考えられるが、これらの指標は、基本チェックリスト該当数、転倒リスク、腰の痛みなどの指標とも一部関連が認められ、運動器リスクの発生に関係していることが示唆された。特に、筋エコー強度は筋厚よりも運動器リスクとの関連が強く、運動器リスクの予測に有用である可能性が示唆された。今後、縦断研究によって将来的な運動器リスク出現の予測にどのくらい活用できるか検討していく必要があると考えられた。
本人担当分:データベース計画・構築補助