コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2006/05
発表テーマ 平均情報量を用いた「なめらかさ」の評価 信頼性の検討と若年者・高齢者の比較
会議名 第41回日本理学療法学術大会理学療法学第33巻第1号p47
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 前橋
発表者・共同発表者 共同発表者:水野公輔、 小島基永、 柴喜崇、 佐藤春彦、 大渕修一、 池田憲昭、 二見俊郎
概要 なめらかな運動とは、巧緻性、協調性を伴う運動であり、何気なく手を伸ばす運動においても、運動を計画し、加速と減速が極めてなめらかな軌道を描くと言われている。理学療法において、なめらかな運動の獲得を目的とするものも多く、「なめらかさ」の定量的評価は期待される課題のひとつである。我々はこれまでに、平均情報量を用いた「なめらかさ」の測定方法を提案し、再現性、妥当性について報告してきた。本研究では、この新しい測定方法を用いて、臨床場面でも使用できる「なめらかさ」の評価方法を確立するために、健常若年者10名(男性5名、女性5名、平均年齢22.8±1.4歳)と、健常高齢者17名(男性9名、女性8名、平均年齢71.9±4.3歳)を対象として、リズムに合わせて目線の高さにある印と鼻先とを交互に差す反復リーチ運動を課題に、リーチ運動の「なめらかさ」を測定し、信頼性の検討・確認を行った後、若年者と高齢者での差について比較し差が認められないことを確認した。
本人担当分:データ解析法の提案、考察補助