コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 1997/09
発表テーマ Smoothness Analysis of the knee during voluntary movement in patients with anterior cruciate ligament reconstruction:Application of jerk index. (筆頭演者)
会議名 The 8th World Congress of the International Rehabilitation Medicine Association (IRMA Ⅷ), abstructsp410
学会区分 国際学会
単独共同区分 共同
開催地名 Kyoto, Japan
発表者・共同発表者 共同発表者:小島基永、大渕修一、柴喜崇
概要 膝前十字靱帯(Anterior Cruciate Ligament:以下ACL)再建術は、膝関節に対して多大な侵襲を加えるもので、特に膝蓋腱を用いたBone Tendon Bone(以下BTB)法では、他の大腿筋膜張筋を用いた方法などより、良好な固定性が得易いという利点がある反面、関節メカニズムの変化を生じ、変形性膝関節症が引き起こされる可能性が高いことが指摘されている。このことからその術後療法では、これまでの運動の可・不可に主眼をおいた粗大な評価に加えて、関節運動の円滑さについて客観的な評価を行い、関節の微細な変化に対応していく必要があるとされている。(Noyes,et.Al.,1987)。 そこで我々は、この円滑さの指標として、躍度の指数(加速度の微分値である躍度の実効値を運動時間と運動距離で補正した、高値を示すほど運動の円滑さが損なわれている事を示す指数)を用いて、BTB法によるACL再建術後の患者における膝関節運動の円滑さの評価を行い検討したので報告する。
本人担当分:実験、データ解析、発表など全般を担当