コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 1997/05
発表テーマ 膝前十字靭帯再建術後のころがり運動:瞬間中心を用いた解析
会議名 理学療法学第24巻(学会特別号2)p446
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 埼玉
発表者・共同発表者 共同発表者:柴喜崇、外島裕之、大渕修一、小島基永、長澤弘、前田真治
概要 膝前十字靱帯再建術後の合併症に屈曲・伸展拘縮がある。膝関節の屈伸運動は、大腿骨が脛骨顆部の上を、運動軸を変えることなしに回転するすべり運動と、屈曲に合わせ運動軸が変化するころがり運動との複合によりなされている。いずれの運動が障害されても円滑な屈伸運動を行うことはできない。膝前十字靭帯再建術後の患者では、関節に多大な侵襲を加えるため関節包などの軟部組織の瘢痕治癒を生じ、関節の遊びの減少を引き起こし上記のすべり運動ところがり運動がともに障害されるものと考えられる、Frankel(1971)らによって提唱された膝関節の瞬間中心(Instantaneous Center of Rotation)の測定は、すべり運動、ころがり運動の障害を客観的に評価することのできる方法であるとされている。 そこで、我々は瞬間中心変法(Spigelman et.al.,1987)を用い、膝関節に可動域制限のある患者のころがり運動、すべり運動を評価することを目的とした。
本人担当分:実験補助