ウチダ タツジ   Tatsuji UCHIDA
  内田 達二
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2021/03/06
発表テーマ ロジックモデルを用いた高齢者施設のケア文化に関する研究:インタビュー調査の質的分析を用いて
会議名 日本リハビリテーション連携科学学会 第22回大会
主催者 日本リハビリテーション連携科学学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催期間 2021/03/06~2021/03/07
発表者・共同発表者 内田達二
概要 【目的】高齢者ケア施設におけるケアの質は重要であるが,十分な監査が行われていない。本研究の目的は,ケアの質改善の取組みについて明らかにすることである。【方法】対象は,高齢者施設で職員指導を行っている介護・相談部門の責任者8名である。対面/Webにてインタビューを行い,内容分析にて検討した。【結果】内容分析(帰納的分析)の結果をロジックモデルのカテゴリーごとに分類した。主として上がったカテゴリーは,インプット:「規範や理念」,「職場内・地域連携」,活動:「人材育成」,「リーダーシップ」,「委員会・地域連携活動」,アウトプット:「利用者の変化」「モチベーション」,「周囲との関係」,アウトカム:「職員の意識・行動の変化」(長い年月が必要)であった。【結論】本研究により,リーダーシップや周囲や地域との連携が,スタッフのモチベーションの維持・向上には大切とされ,ケア文化醸成の中で連携の重要性が示唆された。