フルタ ツネト   Tsuneto FURUTA
  古田 常人
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2014/06
発表テーマ 急性期脳卒中の回復に伴う自律神経機能の変化 ―姿勢・作業課題に着目して―
会議名 16th International Congress of the World Federation of Occupational Therapists in collaboration with the 48th Japanese Occupational Therapy Congress and Expo held in Yokohama, Japan
学会区分 国際学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 丸山啓子,高橋麻里子,赤池由実子,古田常人,山﨑敦
概要 60代男性,橋出血(右片麻痺).知的問題なし.注意機能,麻痺の回復が見られ,特にADL は週ごとに改善した(FIMで1週84点,2週93点,3週100点).ANS測定にHeart Rhythm Scanner PEを使用し,安静背臥位(Su),安静端座位(Si),端座位での作業課題(Ta)におけるANSを1-3週で測定した.TaはO’Conner Finger Dexterity Testを使用した.結果:1)副交感神経指標のRMS-SDは,1-2週はSu<Ta<Si,3週はTa<Si<Suであった.また,1週のSuからSiへの姿勢変化の影響が強かった. 2)周波数領域指標であるLF,HFはともに1-2週はSiで高く,Taにより低下した.3週でLFは,その逆を示し,HFはSu>Si>Taであった.3)HF-norm(副交感神経指標),LF-norm(交感神経指標)はともに1-2週の変化は少なく,3週でHF-normは低下, LF-normは上昇した.