フルタ ツネト   Tsuneto FURUTA
  古田 常人
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2015/06
発表テーマ 重度認知症高齢者の感情・興味関心の保持とQOLとの関係 ―知性評 価スケールを使用して―
会議名 第49回日本作業療法学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 本研究では,知性スケールにおける感情の項目,興味関心の項目に着目し,長HDS-R測定不能者において感情や興味関心が保持されているか評価するとともに,ADL,QOL,要介護度,精神行動面との関係を明らかにする. HDS-Rで測定不能において,ネガティブ,ポジティブな感情,及び興味関心も保持され,特に感情面は保たれていた.興味関心は感情に比べ低く値を示し,感情に比べ保持の難しさが伺え,また興味関心の高いケースはADLやQOLも高く,生きていく上でとても重要な項目であることが推察される.ポジティブな感情の高いケースはQOLに加え,要介護も低いことが示された.