ナカネ リョウ   Ryou NAKANE
  中根 亮
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   助教
発表年月日 2009/09
発表テーマ 終神経GnRHニューロンのペースメーカー活動に対するGABAの興奮性作用(口頭発表)
会議名 日本動物学会第80回大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
開催地名 静岡グランシップ
発表者・共同発表者 共著者:中根亮、岡良隆
概要 上記、学術論文1と同じ内容。
脳の視索前野に存在するGnRHニューロンは、生殖内分泌現象を制御する。一方、視索前野以外にもGnRHニューロンは存在し、その一つである終神経GnRHニューロンは動物行動の動機づけに関わることが示唆されているが、機能の詳細は不明である。そこで、終神経GnRHニューロンの示す規則的な発火活動を変化させる神経入力の解明が、このニューロンの機能を知る上で重要であると考え、抑制性神経伝達物質の代表・GABAの作用を硬骨魚ドワーフグーラミーの成魚を用いて、Cell-attachedパッチ法とグラミシジン穿孔パッチ法により、神経生理学的に調べた。予想に反して、終神経GnRHニューロンにおいてGABA(A)受容体応答は興奮性であることが明らかになった。終神経GnRHニューロンに対する興奮性GABA入力の生理学的機能を調べることが次の課題である。
本人担当部分:神経生理学的実験、解析