ハネダ ヨシヒロ   Yoshihiro HANEDA
  羽田 圭宏
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2005/09
発表テーマ 変形性膝関節症を有した高齢者の活動状況について
会議名 第54回東日本整形災害外科学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 新高輪プリンスホテル 国際館パミール)
発表者・共同発表者 共同発表者:羽田圭宏、小森國博、岩永竜也、石毛徳之、黒田重史
概要 変形性膝関節症患者の多くは、歩行時の膝関節痛とそれに伴う身体活動の低下・活動範囲の減少を主訴としている。今回、変形性膝関節症を有した高齢者の運動療法開始前後の活動変化と、日常生活に対する満足度をアンケート調査した。対象として、変形性膝関節症と診断され運動療法を行っている高齢者52名を対象とした。アンケート調査項目は、1運動療法前の活動範囲、2運動療法後の活動範囲、3運動療法開始後の日常生活に対する満足度とした。結果、運動療法開始前は、屋内活動 23%、自宅周辺での活動33%、買い物程度の活動27%、公共機関を利用して広範囲活動17%であり、開始後は屋内活動0%、自宅周辺での活動 10%、買い物程度の活動が13%、公共機関を利用して広範囲活動77%と向上した。運動療法開始後の日常生活に対する満足度は、大変満足しているが54%、やや満足しているが42%、どちらともいえないが4%、不満足0%であった。このアンケートの結果から、運動療法開始前後で活動範囲の拡大と日常生活に対する満足度が得られた。