ヤマグチ イクコ   Ikuko YAMAGUCHI
  山口 育子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2014
発表テーマ 頚髄損傷患者の回復期における呼吸筋トレーニングの効果について
会議名 第33回関東甲信越ブロック理学療法士学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 幕張メッセ
発表者・共同発表者 共同発表者:金子賢人,山口育子,片山雄一,村山尊司,川上貴弘
概要 受傷後3ヶ月以上経過した頚髄損傷患者2例に対して呼吸筋トレーニングを実施し、その効果を明らかにする事を目的とした。研究デザインはシングルケーススタディA-B-A’を用いた。A、A’期をコントロール期として通常の理学療法を60分実施、B期を呼吸訓練介入期として通常の理学療法を45分、腹部重錘負荷法を5分、スーフルを用いた呼吸訓練を10分間行った。各期間は4週間、計12週間とした。呼吸筋トレーニングの効果としてPIMAXの増大、胸郭可動域の拡大がみられた。呼吸筋トレーニングを行う事で最大呼気を促し、残気量を減少させ、その結果最大吸気圧が増大したと考えられた。また胸郭の可動域の拡大や呼吸困難感の減少などの二次的効果にも寄与した事が考えられる 。一方、PEMAXや呼吸機能に関しては変化がみられなかった。
本人担当部分:計画、統計処理、考察補助