オオサワ アヤ   Oosawa Aya
  大澤 彩
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2015/06
発表テーマ Postoperative rehabilitation for breast cancer patients~information and treatment, recognition of the patient~
会議名 16th Congress of the WFOT / 第48回日本作業療法学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 Yokohama,Japan
発表者・共同発表者 共著者:大澤彩、飯島節、鈴木久義、作田浩行、増山英理子
概要 外来通院中の乳がん術後患者544名に,2種類の調査用紙への回答を依頼した.最も実施頻度が多いものは「運動方法の術前説明(67%)」であり,「自主トレの指導」は“役に立った”と答えた者の割合が大きかった(53%).リハ専門職は,主に身体機能面の向上のための施術と指導を実施しており,これらは患者側からも役に立つと認識されていたが,多くの患者が役に立ったと答えている「リンパ節切除後の生活指導」のリハ専門職の関わりは少なかった(15%).また,心理面のサポートや,同じ担当者が継続的に関わることにより,対象者の満足度が向上することが確認された.本調査の結果より,多職種が連携をとり,乳がん術後患者にとって有用な支援を検討することが重要と考えられた.