ウチダ マナブ   Manabu UCHIDA
  内田 学
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2007/05
発表テーマ 体位交換用枕を用いた臥位姿勢が呼吸運動に与える影響-胸郭の部位別における運動の特徴
会議名 第43回日本理学療法士学術大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
概要 要旨:測定姿勢は側臥位(右下)、胸郭後面に枕を固定した半側臥位(枕固定1)、肩甲帯と骨盤帯に枕を固定した半側臥位(枕固定2)でありこの3つの姿勢間において1回換気量(以下、TV)、呼吸数(以下、RR)、胸郭拡張差(腋窩レベル、第10肋骨レベル)を測定した。枕固定1は他の姿勢と比較してTVが有意に抑制されることが分かり、この姿勢におけるRR の増加は分時換気量を補償するための代償的な作用ではないかと考えられる。また、枕固定1は上側腋窩レベルの胸郭拡張差が増強してくることからも、胸式呼吸優位の呼吸形態になっている事が考えられる。