コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/05
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Analysis of compression force in the hip joint during inpulsive exercises: a preliminary study for developing exercise protocol for osteoporosis.
衝撃運動中の下肢荷重量分析:骨粗鬆症予防のための運動療法プログラムの開発
執筆形態 共著
掲載誌名 J Jpn Phys Ther Assoc
掲載区分国内
巻・号・頁 第3巻(第1号),7-11頁
著者・共著者 共著者:大渕修一、佐藤春彦、柴田博、小島基永、白鷹増男、前田真治
概要 骨粗鬆症予防に対する運動療法の効果は,研究の運動強度についての記述が不十分なために明らかではない。骨粗鬆症予防の介入研究に先だって、この研究は臨床的に応用可能な数種類の衝撃運動を股関節にかかる荷重量から分類することを目的とした。30名の健康女性を対象に下肢の運動学データ、床反力データを収集し、股関節にかかる荷重量を求めた。運動は台からの飛び降り、階段の後ろ向き降り、垂直飛び、踵の上げ下げとし、高さ・膝関節の肢位を変化させて合計22種類とした。その結果、飛び降り、垂直飛びの多くは荷重量の分散が大きく骨粗鬆症予防の運動には適さないことがわかった。変動係数0.36以上の運動を除外した後、分散分析のpost-hocテストを行うと4つのグループに分けられることがわかった。それぞれの分類から一つの運動を選択し分散分析を繰り返すと、荷重量の大きいものから10cmの台からの膝伸展位での飛び降り(体重の2.32倍)、20cmの階段の膝伸展位での後ろ向き降り(体重の1.81倍)、同じ階段での膝通常位での後ろ向き降り(体重の1.45倍)、一分間に80回の踵上げ下げ(体重の1倍)の順となった。
本人担当部分:実験補助を担当