ウチダ マナブ   Manabu UCHIDA
  内田 学
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/11
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 ALS患者に対するMICトレーニングがPCFに及ぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 臨床福祉ジャーナル
掲載区分国内
巻・号・頁 10(2),39-43頁
著者・共著者 著者:内田学、原田亜由美、加藤宗規
概要 要旨:呼吸機能障害を呈する在宅ALS患者に対するMICトレーニングが咳嗽力の指標であるPCFに及ぼす影響について検討した。対象は自発呼吸にて管理されている40歳代の男性であり、日常生活動作は全介助レベルであった。
研究方法はMICトレーニングの効果を縦断的に判定するためにABA’B’デザインとした。A期、B期のMICトレーニング(pre/post)、A’期、B’期のMICトレーニング(pre/post)の6群に分類しPCFの値に対して一元配置分散分析を実施し、得られた主効果に対して多重比較(Tukey)を用いて検討した。結果はB期postはA期、B期pre、A’期、B’期preとの間で有意に高値を認めた。また、B’期post はA期、B期pre、A’期、B’期preとの間で有意に高値を認めた。MICトレーニングがPCFを維持させる手段として有効であることが示された。