ホシカワ ケイジ   hoshikawa keiji
  星川 啓慈
   所属   文学部 人文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1992/04
形態種別 単行本
標題 『悟りの現象学』
執筆形態 単著
出版社・発行元 法蔵館
概要 これまで、悟りや禅体験をめぐる研究は、禅や心理学の立場からなされることがほとんどであった。本書はそうした観点からではなく、A.シュッツの現象学的理論を応用して開悟にいたる過程を分析した。それと同時に、知識論の視点から悟前と悟後の世界の理解について論じた。なお、分析の対象としては、鈴木大拙の著作・エッセイ・公演で論じられている事柄をとりあげた。第1章「認識と生活:アルフレッド・シュッツの現象学」、第2章「悟りへの途:鈴木大拙の禅論」、第3章「悟りの現象学:シュッツの現象学的理論識による大拙の禅論の分析」。そこで得られた結論は、「開悟の前後で世界のあり方は変わらない。変わったのは自己自身であり、悟った自己の世界との関わり方である」というものである。 (四六判 v+205頁)