ホシカワ ケイジ   hoshikawa keiji
  星川 啓慈
   所属   文学部 人文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/12
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 『論理哲学論考』における「語りえないもの」と「沈黙」をめぐる新解釈――ウィトゲンシュタインの生涯において「文番号七」がもった意味
執筆形態 単著
掲載誌名 『宗教研究』
巻・号・頁 第83巻(第3号),813-836頁
概要 ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の「文番号七」を、『原原論考』にまで遡ると、それはもともと「価値」や「神」との関わりで書かれた可能性が高い。『論考』出版後は、最初「自戒」であった「七」は「公言」となって彼に付きまとい、彼の「神や信仰や宗教について語りたい」という欲求・衝動とこれを抑えることとの間でドラマが展開された。ウィトゲンシュタインはこの公言を意識しつつ、哲学的著作では神や信仰や宗教について書くことはかなり控えたが、その裏で、この欲求・衝動を捨てきれなかった。そこで、「倫理学講話」で「七」の公言を覆すことを示唆し、哲学者として論述するのではないところでは、生涯にわたって神や信仰や宗教について書いたり話したりし続けた。