カシマ マサル
kashima masaru
加島 勝 所属 文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 日中古代仏教工芸史研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 雄山閣 |
巻・号・頁 | 1-286頁 |
総ページ数 | 286 |
概要 | 本書は2013年8月25日に奈良大学に提出した学位請求論文「日中古代仏教工芸史研究」をもとに、補訂をくわえ、2014年3月25日に博士(文学)を授与された。日本及び中国の古代(具体的には日本飛鳥時代から平安時代、中国の南北朝時代から唐時代)における仏教工芸品を主たる考察の対象とし、その製作年代や製作地などに関して様式論に基づく比較作品研究の手法を用いて明らかにしようとする。考察の対象とする作品には法隆寺献納宝物や正倉院宝物中の仏教工芸品が数多く含まれている。両宝物の仏教工芸品は従来その製作地をめぐって日本、中国、韓半島のいずれであるかかならずしも明確化されているとはいえない。この点に大きな課題がある。本書ではこの課題に対して長年実施してきた中国での実査の成果を援用しながら可能な限り考察を深めてみた。論文題目を「日中古代仏教工芸史研究」とした所以である。 |