カシマ マサル
kashima masaru
加島 勝 所属 文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 長谷寺の懸仏について―伝世と出土の品々について― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『鎌倉』65号、鎌倉 |
概要 | 鎌倉市・長谷寺所蔵の懸仏を伝世した懸仏と境内から出土した懸仏に分けて考察した。その結果、鎌倉時代末から室町時代にかけて制作された同寺の懸仏は、伝世品が鎌倉時代末を代表する作行を備えているのに対し、出土品の方は量産的で粗雑なつくりであり、形の上では対照的であるが、両者は個人的な願意を込めて奉賽された御正体として性格的には同じであることを論じ、その背景に本寺の本尊十一面観音への信仰が、幅広い人々により長く続いてきたことを指摘した。
A6 総17ページ |