カシマ マサル
kashima masaru
加島 勝 所属 文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1992/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 正倉院宝物の鵲尾形柄香炉 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『仏教芸術』200号、毎日新聞社 |
概要 | 正倉院宝物の鵲尾形柄香炉は、姿形は法隆寺献納宝物中の作例に近いことから古様を示すとの指摘はあったが、具体的な制作地や制作年代を確定するには至っていなかった。本稿は正倉院宝物の鵲尾形柄香炉の形式的特徴を類品と比較検討し、中国、韓半島、日本のいずれにおいても鵲尾形柄香炉は獅子鎮柄香炉に先行する形式であることを論じた。その結果正倉院宝物にはよく知られる赤漆文欟木厨子や白瑠璃碗の他にも、天平以前の作品が含まれることを明らかにした。
B5 総19ページ |