カシマ マサル
kashima masaru
加島 勝 所属 文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 百済観音の装飾金具について―臂釧・腕釧に関する新知見を中心に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『仏教芸術』243号、毎日新聞社 |
巻・号・頁 | (243) |
概要 | 平成9年12月に彫刻史研究会における同題の口頭発表に加筆したものである。奈良・法隆寺蔵百済観音像の装飾金具が法隆寺献納宝物中の国宝灌頂幡の縁金具と文様・制作技法の上できわめて緊密な関係にあるという新知見を提示し、その事実から派生する両作品の制作年代・制作者・制作環境等の諸問題に関して考察した。その結果、灌頂幡の制作は660年代から680年代頃と推定され、再建法隆寺の金堂に関わる法会に際して施入された可能性が高いと結論付けた。
B5 総22ページ |