カシマ マサル
kashima masaru
加島 勝 所属 文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 法隆寺献納宝物灌頂幡の模造品製作について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『MUSEUM』567号、東京国立博物館 |
巻・号・頁 | (567) |
概要 | A4 総30ページ
灌頂幡は経年による損傷が著しく、作品の保存上危険な状態にあり将来的に修理を必要とすることから、東京国立博物館ではその具体的方法を検討する一助として平成8年度から11年度にかけて原寸大の模造品を制作した。本稿はその内容を報告したもので、その過程でえた新知見についても考察をくわえた。その結果、灌頂幡の規格に古韓尺と仮称される唐尺以前の尺度が用いられていること、原図を銅板に転写する具体的な方法、大幡の本来の連結状態、透彫りに糸鋸状の工具が用いられていた可能性が高いことなどを明らかにした。 A4 総7ページ |