イワタ　キヨノリ   IWATA Kiyonori
  岩田　聖德
   所属   東京経済大学  経営学部
   職種   専任講師
研究テーマ株主総会ガバナンスにおける周辺制度・インフラストラクチャーの役割に関する実証分析
キーワードコーポレートガバナンス、議決権行使、情報開示
概要議決権行使を通じたコーポレートガバナンスの制約要因を，周辺制度・インフラストラクチャーの観点から解明する。議決権行使は経営者と株主の利害対立を緩和する重要なガバナンスの仕組みであり，投票結果の決定要因や企業行動への影響については学術的にも関心が寄せられてきた。近年では様々な国でオンライン総会等の新たな制度・インフラが導入され，日本でもガバナンス改革の一環として株主総会プロセスの合理化が重要論点として議論されている。特に，本研究では「検討期間の不足」「情報伝達プロセスの不備」といった株主総会ガバナンスの障壁となる制度的要因を検討し，どのような制度・インフラが株主総会の円滑化に資するのかについて経験的証拠の蓄積を試みる。
研究期間開始日2024/04/01
研究期間終了日2027/03/31