タカハシ フミコ   FUMIKO TAKAHASHI
  髙橋 文子
   所属   東京未来大学  こども心理学部 こども心理学科こども保育・教育専攻
   職種   准教授
発表年月日 2024/03/03
発表テーマ 「考えて組立てる」深化点からみる芸術知概念 - 「試験管を用いた花器」授業実践のワークシート検討とその分析から
会議名 第46 回美術科教育学会弘前大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(招待・特別)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 髙橋文子、湯瀬明意
概要 混沌とした知の要素を便宜的に分けて考えつつ、内容と形式といった目に見えないものと目に見えるものを結びつける知の枠組みを中学生に提供した。湯瀬の提案から、表現の主題などの内容的側面は「解像度」、素材の独自性などの形式的側面は「しっくり度」、造形的側面は「手応え度」として捉えられた。さらに、美的方法論的認識としての芸術的知識は、これらの側面の深化点と関連していることがワークシート研究から示唆された。さらに、ワークシートは、個人の認識として把握しにくい創造活動を俯瞰できる「芸術に関する知識の枠組み」の可能性を示した。