トウゴ エツコ   ETSUKO TOGO
  藤後 悦子
   所属   東京未来大学  こども心理学部 こども心理学科心理専攻
   職種   教授
発表年月日 2023/08/26
発表テーマ スポーツ・運動に対する2種類の潜在的態度(2)ーシングルカテゴリーIATを用いた再検討
会議名 応用心理学会第89回大会プログラム p68
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 亜細亜大学
開催期間 2023/08/26~2023/08/27
発表者・共同発表者 大橋恵・澤海崇文・藤後悦子・井梅由美子
概要 本研究では,シングルカテゴリーIAT(SC-IAT; Karpinski &Steinman,2006)を用いる。その際、認知的態度(望ましさ)と情動的態度(楽しさ)を分けて測定し、違いも見る。参加者:心理学系選択授業の受講者170名。正答率が75%未満だった者等を除外し,分析対象者は168名(男性127名,女性41名)。実験デザイン:望ましさIAT条件,or楽しさIAT条件の2条件。対カテゴリーとして「日常動作」を用いた場合と比べ,潜在的態度と運動関連行動や運動実施状況との関連は弱かった。先行研究においてはスポーツ・運動観だけではなく,インドア趣味を含む日常動作観の影響が大きかったのだろう。潜在的な態度がどのように形成されるのかについてさらなる検討が必要である。なお中高時代の運動部活動を重要だったと考える者ほど楽しさSC-IATが低い結果は,活動に過度に取り組むことによりスポーツ・運動の厳しさを感じたと解釈できるのではないか。