コバヤシ ヒロコ   HIROKO KOBAYASHI
  小林 寛子
   所属   東京未来大学  モチベーション行動科学部 モチベーション行動科学科
   職種   准教授
発表年月日 2022/06
発表テーマ 割合についての理解と割合文章題解決との関連
会議名 日本教授学習心理学会第18回年会(予稿集pp.38-39)
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 小林寛子
概要 割合を学習後の大学生を対象に「割合とは,また ,それと関わる基準量や比較量とはどのようなものか」についてたずね,その解答と,割合文章題解決との関連を検討した。その結果,大学生は,割合を「全体に対してその一部がどれだけにあたるかを示すもの」と理解している者が多いこと,その理解の精緻化の程度には差があることが明らかとなった。そして「全体を1(10 割・100%)としたときに」という理解が明確な者ほど,基準量を求める第3用法の正答数が多く,比や倍を使う解法,すなわち,式の過程で1 や100 が出てくる解法をとる傾向があることが示唆された。