カワハラ マサト   MASATO KAWAHARA
  川原 正人
   所属   東京未来大学  こども心理学部 こども心理学科心理専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 アタッチメント・スタイルがネット依存傾向にもたらす影響
執筆形態 単著
掲載誌名 東京未来大学研究紀要
出版社・発行元 東京未来大学
巻・号・頁 13(0),45-53頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 川原 正人
概要 近年、スマートフォンの普及などに伴い、ネット依存への関心が高まっている。本研究では、大学生のネット依存傾向の実態を調査するとともに、アタッチメント・スタイルがネット依存傾向にもたらす影響について検討した。今回の調査では先行研究に比べて中程度のネット依存傾向の割合が増えており、インターネットに時間を費やしているだけでなく、生活全般への効力感や統制感の低下が示唆された。アタッチメント・スタイルの2次元・4分類モデルにもとづきネット依存傾向について検討したところ、回避からは負の影響、不安からは正の影響がもたらされることが明らかとなった。回避と不安の次元によって4分類し検討したところ、とらわれ型、恐れ型、安定型、拒絶型の順にネット依存傾向が高いことが確認された。親密な人間関係の回避や見捨てられることへの不安がネット依存傾向の程度に影響していることが示された。
DOI https://doi.org/10.24603/tfu.13.0_45
ISSN 18825273
NAID 130007655866