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    (最終更新日:2024-07-20 01:51:57)
  ソ ユジン   Yujin Seo
  徐 有珍
   所属   神学部 総合神学科
   職種   准教授
■ 専門分野
キリスト教教育学 (キーワード:キリスト教教育、宗教教育学、ナラティブを用いた宗教教育、グラウンデッド・セオリー) 
■ 所属学会
1. 2016~ 日本カトリック教育学会
2. 2014~ 日本仏教教育学会
3. 2013~ 宗教心理学研究会
4. 2013~ 日本キリスト教教育学会
■ 学歴
1. 2014/04~2017/03 東京基督教大学大学院 神学研究科 神学専攻 博士課程修了 博士(Ph.D.)
2. 2012/04~2014/03 東京基督教大学大学院 神学研究科 神学専攻 修士課程修了 修士(M.A.)
3. 2009/04~2012/03 東京基督教大学 神学部 神学科 卒業 学士(B.A.)
■ 職歴
1. 2021/04~ 東京基督教大学 神学部 総合神学科 准教授
2. 2017/04~2021/03 東京基督教大学 神学部 神学科 助教
3. 2015/04~2017/03 東京基督教大学 神学部 非常勤教員
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 科研費研究者番号
90771337
■ R&R 研究者コード
7000022631
■ 主要担当科目
キリスト教教育、韓国文化論、韓国語
■ 担当授業と指導内容
1. 2024
キリスト教教育 Ⅰ、Ⅱ
2. 2024
韓国文化論
3. 2024
韓国語 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
4. 2024
ユース・ミニストリーⅡ(思春期の理解)
5. 2024
神学・教会研究Ⅱ(キリスト教と教育)
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■ 教育理念と目標
1. 2024
東京基督教大学の建学の精神に則りつつ、教授内容を熟知しているだけではなく、教育対象者を理解し、励まし、さらにその人のために祈ることを重視しつつ、教育に従事すること。
■ 教育の方法論
1. 2024
聖書信仰に根ざしつつ、誤りのない神の言葉とその理解に向けられる情熱と、同等の情熱を教育の方法論に対しても向けること。具体的には、キリストに習いつつ、様々な教育方法を用いる中で、学修者の主体的学修参加を促し、彼らの必要に目を向けた教育を展開すること。
■ 学生による評価の結果
1. 2023
<キリスト教教育Ⅰ>
・次世代のキリスト教育について考える機会となった。
・現代の課題となっているテーマについて、議論の機会をもった。

<韓国語Ⅰ、Ⅱ>
・基本的な韓国語を理解できるようになって、韓国の好きな音楽や賛美も少しずつ理解できるようになってきた。
・韓国語が読めるようになったこと、先生と仲良くなれたこと
・ユジン先生の授業が楽しかった!メンバーも最高だった!授業中も授業外も一緒に勉強できた!
・楽しい雰囲気で毎週学べた事。先生が復習を丁寧にしてくださったこと。
・メンバーが良かったので、とても勉強する意欲が励まされました。
2. 2022
<キリスト教教育Ⅰ>
・キリスト教教育についての学びだけではなく、教育の在り方や学生主体の授業日があり、考え発表する力を身につけられた。毎回リアクションペーパーを提出することで必然的に授業を振り返ることが出来た。オンライン授業だったが授業の雰囲気が良くて楽しく学ぶことが出来た。
・オンラインだったのが少し残念でした。
・ディスカッションの時間はもっと取りたい。

<韓国語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ>
・言語の授業は簡単なものではないと分かっていたが新しいことばかりでついていくのに大変だったが、だからこそ一番予習復習に時間をかけ積極的に学んだ。興味のある韓国語についての基礎を学ぶことが出来たのでとても楽しかった。
・言語の習得は時間がかかるものであるが、Kpopや映画を通して韓国の文化に触れて楽しく学ぶことができた。
・韓国語を丁寧に教えていただき、徐々に習得していく過程がとても楽しかったです。
・マスクが必要無くなったら、対面で受けたい授業だと思いました。
・一年間を通して韓国語を基礎から学ぶことができたこと。
・韓国語を本気で勉強する良い機会になりました!
3. 2021
<キリスト教教育Ⅰ>
・受け身だけでなく、能動的に学ぶことができた。
・活動を通して、いろいろとまなべたこと。
・色々これからのクリスチャン生活で大切なことを学べた
・先生が生徒一人一人と向き合ってくれた。
・学年、年齢関係なく、真剣に向き合うことができたこと。
・とても大変だったけど、自分の力のための課題や講義内容ばかりで頑張って良かったと思った。最後のグループ発表もガチで楽しく聞いて参加することができたから良かった。
・ユジン先生の可愛い面をたくさん見ることができた!
・パワポや話しも分かりやすく楽しく学ぶことができた
・将来、教会の教育に関わる立場となる前に準備が出来たこと。
・とにかく新しく学んだことが多かったです。自分と向き合い、自分の将来と向き合い、隣人と向き合い、神様と向き合った10週間でした。ありがとうございました。
・ユースが疑問に思う事に対してそれぞれの神学的な意見やオンラインによる多種多様な伝道方法を知ることが出来たこと。
・日本では少子高齢化により、若者の数が減少している。そのような中で、次世代の信仰継承の方法について神学的、教育学的、歴史的な視点で学べたことは、私にとって非常に良い経験となった。これからもTCUで次世代について学び、学んだことを教会の次世代の働きに活かしたい。
・ただ聞くだけではなく、主体性を学び、また交わりを通して神学をすることを養っていく授業であったと感じました。
・キリスト教教育の意義、歴史、方法論(ハブルタ、アクティブラーニングなど)の学びが出来たこと、またグループワークで互いに学び合いが出来たこと、先生のフィードバックとコメントからも学ばされ励まされたことで、教会での子どもたちに聖書を教える教師として、非常に有益な学びになって、感謝しています。

<韓国文化論>
・今まで知らなかった韓国と日本の関係や、北朝鮮問題、韓国の政治的な問題を映画や、先生の授業を通して知ることができ、ニュースにも目を向けるようになった。
・また、授業の始めに先生がシェアしてくださった様々な韓国文化、音楽がすごく好きだった。
・韓国の歴史や文化に関する知識がこれまであまりなかったのでこの機会に、韓国人であるユジン先生からいろんなことを学べてよかった。日本との関係や、韓国人が日本人のことをどう思っているのかもしれて良かった。

<韓国語Ⅰ>
・韓国ドラマを見るときに、習った単語が出てきてインプットされたり、日々の生活の中で習った単語をアウトプットしていくことで楽しく覚えることができた。
4. 2020
<キリスト教教育>
「教会学校の子どもやキャンプに来る子どもに対して、実践的な教育を学べた。授業を聞いていると、実際に実践したくなった。次世代の教会の子どもを育てるために大切なこと(教師としての心がけ、行動で示す、教育方法、生徒との関わり方)を学べた。授業がわかりやすく理解できた。」

<韓国語>
「ボキャブラリーが増えたことで、会話の幅が広がった。」
5. 2019
<キリスト教教育>
「キリスト教教育Ⅰの授業をとおして、みことばを語ることにおいてどのように語るのかという方法の重要性を学びました。また、みことばを学ぶことにおいて教会の交わりの中で建徳に心がけ、ともに成長していくという視点の大切さを教えられました。授業では、学期全体でもその日の授業でも、進み方と目標が明確に提示されわかりやすかったです。また、パワーポイントをまとめたプリントを配布していただき助かりました。さらに、グループ発表やシェアタイムなどで、他の学科ではここまでは難しいと思われる、他の学生自身の信仰やこれまでの歩みなども分かち合うことができ、多くを教えられました。 」
「お互いのプレゼンを見て、評価し合ったりする時間がとても有意義でした。映画を鑑賞する授業など、学生のペースに合わせたカリキュラムが良かったです。」
「様々なアクティビティに挑戦する機会が与えられて、さらに学年の隔てなく関われたのが楽しかった。」

<韓国語>
「入学前から、一番学びたいことが韓国語だったので、期待値マックスで受講しましたが、期待を超えて充実した授業でした。独学で勉強していたものや予習・復習のおかげで、比較的楽に進めることができたと思います。だからと言って、することがないわけじゃなく、きちんと取り組める授業だったと思います。」
「生徒の気持ちをよく理解してくれる先生なので、積極的に発言や意見を述べることができ、とても楽しく気軽く授業を受けることができました。」
「履修前と比べて、韓国語能力がかなり上がった。」
「韓国語をちゃんと学べました。先生の授業はわかりやすく、学習の仕方やスピード、難易度が本当に丁度良かったです。」
「韓国語に更に興味が沸いた。」
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■ 教育活動の自己評価と目標設定
1. 2023
コロナ禍も終息を迎え、通常の授業形態が戻る中、2023年度は与えられた教育の役割を果たすことができたと感じている。教育の内容に関しても、毎年吟味を重ね、新たな情報や、新たな方法を取り入れて実施している。
2. 2022
学校の教育理念に従いつつ、学生とコミュニケーションを取りながら良い授業を提供するために頑張りたい。
3. 2021
学校の教育理念に従いつつ、学生とコミュニケーションを取りながら良い授業を提供するために頑張りたい。
4. 2020
春学期は全面ZOOM授業という全く新しい授業形態に取り組んだ。ZOOMを用いたオンライン対面授業と同時にオンデマンド授業を実施し、以前よりも時間を多くかけて授業準備に取り組んだ。秋学期以降も、オンラインによってもたらされる学生との距離を埋める努力を継続したい。
5. 2019
新任教員3年目で、今までの学生評価や教員評価から頂いた内容を参考しつつ、学生とともにより良い授業を作り上げていきたいと願っている。
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■ 教育活動の改善目標
1. 2023
学生の能動性を励ます授業作りを心がけている。特にキリスト教教育の授業で用いている、ユダヤ教の「ハブルータ」授業に対する学生の関心や評価が高く、今後のそのような取り組みを続けていきたい。
2. 2022
学生アンケート調査の結果を受け、学生の能動性と協同を励ます授業を作っていきたい。
3. 2021
学生アンケート調査の結果を受け、学生の能動性と協同を励ます授業を作っていきたい。
4. 2020
専任就任4年目を迎え、担当のクラス(地域文化論II:韓国)も増えた。オンライン授業が今後どれほど継続するかは見通すことは難しいが、春学期の学生アンケート調査の結果を受け、学生の能動性と協同を励ます授業を作っていきたい。
5. 2019
毎年、授業内容を更新して、より現場で必要な知識やスキルを学べる授業にしていこうと思っている。
現実とかけ離れたキリスト教教育ではなく、実際に学生たちが直面している問題や社会問題に積極的に触れることができる授業を提供したい。
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■ 著書・論文
1. 論文  TCUの教育と異文化理解と基督教的人格形成 ロゴス経営研究 21(3),33-48頁 (単著) 2023/09
2. 論文  ポストコロナの神学教育-関東圏の福音派の神学教育機関に焦点を当てた 質的研究 キリストと世界  (共著) 2023/03
3. 論文  コロナ禍の宗教教育と信仰心の涵養に関する混合研究 仏教教育論集  (共著) 2021/03
4. 論文  コロナ禍における TCU のオンライン教育に関する研究
― TCU 生の信仰の成長や霊的形成に着目して ― キリストと世界 (31),64-98頁 (共著) 2021/03
5. その他 宗教系大学の初年次における「いのちの教育」とその課題 日本仏教教育学研究 (28),160-166頁 (共著) 2020/03
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■ 学会発表
1. 2023/07/12 TCU의 이문화 이해 교육과 기독교적 인격형성(韓国ロゴス経営学会・東京基督教大学 国際学術セミナー)
2. 2018/10/27 宗教系学校の保育者養成における「資質」と「能力」の課題(日本仏教教育学会第27回学術大会)
3. 2018/09/08 『保育者の資質』とキリスト教主義学校の保育者養成プログラムの取り組み(日本カトリック教育学会第42回全国大会)
4. 2018/06/23 キリスト教主義学校の保育者養成プログラムにおける『保育者の資質』に関する教育的取り組みの調査とその分析(日本キリスト教教育第30回学会大会)
5. 2017/12/02 宗教系大学による保育者の資質に関する取り組み(日本仏教教育学会第26回学術大会)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2024/04~2027/03  LGBTに関する宗教者の意見形成プロセスの調査と分析 若手研究 
2. 2024/07~2025/06  キリスト教主義大学におけるポストコロナのサービスラーニングの展開 その他の補助金・助成金 
3. 2021/04~2023/03  コロナ禍の福音派神学校における神学教育とその変遷に関する質的研究 機関内共同研究 
4. 2018/05~2019/04  韓国籍を持つTCU生の信仰と学び、そして生活に関する質的研究 その他の補助金・助成金 
5. 2017/06~2018/05  保育者の資質に関する教育的取り組み その他の補助金・助成金 
■ 受賞学術賞
1. 2014/03 東京基督教大学大学院 優秀論文賞受賞(修士学位論文)
■ 研究業績の自己評価と目標設定
1. 2023
コロナ禍に関する紀要論文に加え、韓国の学会と共同で開催された学術大会においても、発表することができた。教育に割かなければならない時間や、大学の運営に関わることで時間が取られてしまい、思うように研究を進めることができなかった。しかしそんな中、初めて単独でトライした科研費研究が採択されたことは、自分の中でとても大きな成果であった。24年度から、その研究に積極的に取り組んでいきたい。
2. 2020
まだ年度途中であるが、現時点で論文掲載2本を達成することができた。『同性愛に関するクリスチャンの若者の意見形成』(共著)では、TCUの大学院生とのコラボが実現し、研究の裾野を広げることが出来て感謝である。コロナで学会大会が軒並み中止となっているが、良い論文の作成を継続していきたい。
3. 2019
昨年の目標であった論文掲載3本を達成することができた。『異文化理解の学びに関する教育効果の検証』(単著)では、韓国人留学生を対象にした研究を実施し、彼らの声を大学に届けることが出来たことが感謝である。次年度も続けて論文掲載3本を目指して良い研究を継続したい。
4. 2018
昨年から今年にかけて、この1年間で、論文掲載3本、学会発表2回、外部研究補助金の獲得と、まずまずの結果を残せたことを神に感謝している。2018年度は、さらなる外部研究補助金の獲得を目指しつつ、論文の執筆に力を入れ、論文出版3本と学会発表3回を目指して研究に邁進したい。
■ 会議・委員会等
1. 2024
大学院研究科委員会
2. 2023
専攻等代表者会議
3. 2023
自己点検・自己評価委員会
4. 2022
学生募集委員会
5. 2022
紀要編集委員会
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■ サークル、学生関連のイベントなど
1. 2020
日韓祈祷会顧問 (〜2024)
2. 2018
大学院女子会担当教員 (〜2024)
3. 2018
バスケサークル顧問
4. 2017
韓国人留学生祈祷会顧問
■ その他の貢献
1. (2024) hi-b.a.関東Aキャンプ分級担当
2. (2024) オープンキャンパス模擬授業
3. (2024) hi-b.a.関東Bキャンプ分級担当
4. (2024) 女子聖学院チャペルメッセージ
5. (2023) 合同神学大学院大学調印式・学生懇談会 通訳・司会
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■ 大学運営の自己評価と目標設定
1. 2023
学生募集を主眼に据えたキャンプでの分科会の担当や、オープンキャンパスでの模擬授業なとにも力を入れることができた。今後も学生募集に関する取り組みを可能な限り増やして行きたいと思う。
2. 2020
コロナの影響で対面の機会が減ったが、オンラインのミーティングを用いることで、対外的な活動の機会は増えたのではないかと感じている。春学期にはZOOMでの学校訪問の機会があり、良い手応えを感じた。今後もこのような活動に積極的に取り組みたい。
3. 2019
本年度は同盟西大寺教会のチャーチスクールでの模擬授業を実施することができた。対象となった中学生と高校生から自分自身が多くを学ぶことが出来感謝である。来年度も積極的に学生募集の働きに努めたい。
4. 2018
教員一年生としてできることは限られていたが、韓国語パンフレットの作成や、チャペル通訳、教会における学生募集のアピールをすることができた。次年度も、機会があれば、積極的に学生募集のアピール等に従事したい。