キウチノブヨシ   Nobuyoshi Kiuchi
  木内 伸嘉
   所属   神学部 総合神学科
   職種   特別教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 「自分のわざの終わり」-ヘブル書3章7節~4章13節
執筆形態 単著
掲載誌名 エクセゲティカ
巻・号・頁 (19),115-153頁
著者・共著者 木内伸嘉
概要 「安息」のテーマをもって人間の救いを語るヘブル書記者は、4章10節で、安息に入った者は「自分のわざをやめるはず」と語る。この「自分のわざ」に関しては、この世での業、あるいは、ユダヤ教の儀式を指すといった解釈が支配的であった。本論考は、これが6章1節、9章14節の「死んだわざ」と同じことを言ったものとの少数意見を背景とし、旧約聖書の安息日規定から説き起こし、「人間の自己中心性」を指すものであることを論じている。