キウチノブヨシ   Nobuyoshi Kiuchi
  木内 伸嘉
   所属   神学部 総合神学科
   職種   特別教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/11
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 ☆ Living Like the Azazel-Goat in Romans 12:1b
執筆形態 単著
掲載誌名 Tyndale Bulletin
巻・号・頁 (20852),251-261頁
著者・共著者 木内伸嘉
概要 ローマ人への手紙12章1節には、レビ記のいけにえ規定にみられる3種類の用語があると見られる。「神に受け入れられる」「聖い」「生きた」である。これらの用語を比喩的に、もしくは、霊的に解釈するとしても、前二者が文字通りのいけにえの儀式を背景としているのに対し、最後の「生きた」は、いけにえの動物が「生きた」は不可能であることから、比喩的なものと解釈されてきた。本論考は、この「生きた」も文字通りのいけにえ奉献を背景としたものであることを論じ、その可能性として、レビ記16章のアザゼルのやぎの儀式を挙げている。