研究業績
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ヤナギサワ ミワコ
Miwako Yanagisawa
柳沢 美和子 所属 神学部 総合神学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 他者をつなぐとりなし手」を育てる: 留学生教育における日本語教育の役割 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | キリストと世界 |
巻・号・頁 | (22),114-124頁 |
総ページ数 | 11 |
著者・共著者 | 柳沢 美和子 |
概要 | 文部科学省が2008年7月に策定した「留学生30万人計画」では、優秀な留学生を獲得するために、英語のみで学位が取得できることが重要だとする一方、「日本語を全く学習しないでも良いことを意味するものではない。」つまり、留学生に日本語を学んでほしいものの、どこまで日本語が必要なのか明確にされていないのが現状である。しかし留学生教育の目的は、ビジネス(自国の経済)に資する「人材」ではなく、人そのものを育てることである。自身の安寧を追求する「お客さん留学生」を育てるか、日本から学び、仕え、遣わされる「とりなし手」を育てるか、日本語学習がその重要な鍵を握っていると思われる。本稿では、留学生教育における日本語学習の役割について「留学生30万人計画」の提案を考察、東京基督教大学の「アジア神学 コース」を事例に、日本語学習が留学生教育および日本のキリスト教会にとって、どのような意味を持つのかを考える。 |
researchmap用URL | https://tcu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=10&item_no=1&page_id=13&block_id=17 |