イシカワ ヒデアキ   ishikawa hideaki
  石川 秀明
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   教授
発表年月日 2004/07/16
発表テーマ 骨髄腫細胞の多様性とシグナル伝達.
会議名 第44回日本リンパ網内系学会総会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
開催地名 京都
概要 IL-6受容体と他の膜分子の相互作用によりIL-6による骨髄腫細胞の増殖が誘導される分子機構の例を概説した。IL-6による骨髄腫細胞の増殖にはIL-6によって活性化されるSTAT3とERK1/2に加えて、CD45によって制御されるLynの活性化が重要である。染色体相互転座によりFGFR3が異所性発現する骨髄腫細胞では、IL-6によって活性化されるSTAT3に加えて、FGFによって活性化されるERK1/2とPI 3-kinaseが細胞増殖に重要である。IL-6Rを過剰発現する骨髄腫細胞では、IL-6刺激でIGF-I受容体が活性化することにより、IL-6単独で細胞増殖を誘導できる。