教員情報 |
ジツポウ トモコ
jippou tomoko
實寳 智子 所属 千里金蘭大学 栄養学部 栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | (総説、その他)
マスト細胞・好塩基の生物学 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | アレルギー |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第46巻(10号) |
著者・共著者 | 北村幸彦、實寳智子 |
概要 | マスト細胞と好塩基球はともに、高親和性免疫グロブリンEレセプターを表面に発現しており、顆粒中にはヒスタミンを含んでいる。マスト細胞と好塩基球はともに多分化能造血幹細胞の子孫であるが分化過程は異なる。またマスト細胞は表面にc-kitを発現しているが、好塩基球はc-kitを発現していない。c-kitレセプターのリガンドはstem cell factor (SCF)である。c-kit—SCFからのシグナルはマスト細胞の増殖分化に重要である。mi遺伝子座に突然変異のあるmi/miマウスではマスト細胞が減少している。これはmi遺伝子座がコードする転写因子MITFがc-kit遺伝子のプロモーター領域に結合して転写を活性化しているためである。
論文掲載: p.1003~p.1006 本人担当部分: 総説につき抽出不可能 |