ゴウダ トモミ   GODA TOMOMI
  合田 友美
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/11
形態種別 その他
査読 査読あり
標題 新卒看護師の自己管理に対する自己効力感と食生活の実態調査 -主な調理者の違いに着目して-
執筆形態 単著
掲載誌名 「香川母性衛生学会誌」
掲載区分国内
巻・号・頁 11(1),27-32頁
概要 本研究の目的は、新卒看護師の‘自己管理に対する自己効力感’と食生活の実態を調理者の違いを明らかにし、今後の課題について示唆を得ることである。看護基礎教育修了後、看護師として勤務している81名の女性新卒看護師を対象に、郵送法の自記式質問紙調査を実施。33名を対象に分析した結果、‘食生活自己管理に対する自己効力感の尺度’の得点平均値(得点幅20-100点)は55.9±9.36と低値で、因子得点の平均値は『食品摂取状況』が最も高く、『食品群に関する知識』、『食品重量の目測能力』は低かった。食生活状況では「米」、「肉、魚」の摂取頻度が高い一方で「イモ類」「海藻類」の摂取頻度が低く、「外食」「中食」の利用頻度が高いことが明らかとなった。また、主な調理者ごとの2群間比較では、「家族群」に比して「自分群」の『食品摂取状況』に対する自己効力感が有意に低く、「単品の食事」の摂取頻度が高く「野菜」の摂取頻度が低い点において有意差を認めた。