カマタ ヨウイチ   kamata yoichi
  鎌田 洋一
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 rho, a small GTP-binding protein, is essential for Shigella invasion of epithelial cells
執筆形態 共著
掲載誌名 J. Exp. Med.
掲載区分国外
巻・号・頁 (185),282-292頁
著者・共著者 Watarai, M., Kamata, Y., Kozaki, S. and Sasakawa, C.
概要 赤痢菌は腸管上皮細胞の中に侵入し、細胞を破壊、出血性の下痢を起こす。赤痢菌の細胞内侵入機構は不明だった。ボツリヌスC3酵素は、低分子量GTP結合タンパク質の1種であるrhoタンパク質を修飾し、その機能を傷害する。C3酵素処理細胞では赤痢菌の細胞内侵入が出現しなかった。この結果は、赤痢菌が細胞内侵入する際、宿主側の成分であるアクチンを利用し、侵入を果たすことを示しており、感染性微生物の病原性誘発機構に、宿主が関与することを初めて示した。