ミズノ キョウコ
  水野 恭子
   所属   子ども教育学部 所属教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 論文
標題 子ども図書室における「おはなしの空間」としての可能性
保育者養成教育における付属幼稚園児との授業実践
執筆形態 共著
掲載誌名 岡崎女子短期大学・岡崎女子短期大学「子ども好適空間研究」
掲載区分国内
出版社・発行元 岡崎女子大学・岡崎女子短期大学
巻・号・頁 (3),59-68頁
担当範囲 pp61-pp64
著者・共著者 鈴木穂波、水野恭子、小原幹代
概要 絵本や紙芝居などを通して、子どもと「おはなし」をつなぐ活動が保育現場において実践されている。「子ども図書室」はそうした子どもと「おはなし」との出会いの場となるべきものである。本学の「子ども好適空間研究所」開設に伴い「子ども好適空間」の一つとして再始動するにあたり、担うことが期待される「おはなしの空間」としての可能性を、授業実践を通して探った。付属幼稚園児と3ゼミナールによる絵本の読み聞かせと表現遊び、人形劇、絵本の読み聞かせという3つの子どもとおはなしをつなぐ実践、子どもと学生による絵本の読み合いを通して、「おはなしの空間」に漂うさまざまな「おはなし」を、集団としてだけでなく「個」としての子ども、学生、そして保育者が掴んでいくためのきっかけを作る。そうした役割を子ども図書室が担い、実現させる可能性を見出した。
 担当部分として、ゼミナールでの人形劇の実践を通して、学生の実践後の振り返りより、実践的な視点と研究的な視点を得ることができ、今後の大学の授業改善につなげ、保育者養成教育に生かしていきたいと考える。