タナカ マサキ   Tanaka Masaki
  田中 正樹
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
発表年月日 2010/11
発表テーマ 「宋代の知識人と『論語』」
会議名 『論語』の学校-RONGO ACADEMIA-
単独共同区分 単独
開催地名 二松学舎大学
概要 発表
我々が『論語』を読む際、中国・日本の歴史的状況を考えても南宋の朱熹が著した『論語集注』及びその解説『論語或問』を参考にすることが多い。しかし、当の『集注』や『或問』を一瞥して分かる通り、宋代に於いても多くの『論語』解釈が存在していた。本講演では、その多様性の一例として思想史的に朱熹から批判された北宋の代表的知識人である蘇軾の『論語』解釈を取り上げ、朱熹がそれをどのように扱ったのか等について具体的に例をあげて論じた。