サトウ ススム   Sato Susumu
  佐藤 晋
   所属   二松学舎大学  国際政治経済学部 国際経営学科
   二松学舎大学大学院  国際政治経済学研究科 国際政治経済学専攻
   職種   教授
発表年月日 2001/05
発表テーマ (学会発表)「戦後日本外交とアジア秩序構想-1950年代後半における日本とアジア-」
会議名 日本国際政治学会・日本外交史分科会
学会区分 全国学会
単独共同区分 単独
開催地名 木更津:かずさアカデミアホール
概要 〔概要〕戦後日本のアジア外交の特徴を、当時の政府・外務省が実現を目指したアジア秩序という観点から、三点にまとめて分析した。その結果、1950年代における日本のアジア外交の目標が、第一に、安全保障政策として、中国と台湾の「分離」を固定化すること、第二に、東南アジア諸国の経済ナショナリズムを抑制し、アジアに相互依存的な調和した経済秩序を創出すること、第三に、中国の東南アジアへの影響力を排除しつつ、中国経済を西側、特に日本に依存させて、ソ連からの離間と穏健化を図ることに、向けられていたことが解明された