ハセガワ トヨキ   Hasegawa Toyoki
  長谷川 豊輝
   所属   二松学舎大学  文学部 国文学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03/01
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 王に擬される島子――『文選』「高唐賦」「神女賦」を典拠とする表現について――
執筆形態 単著
掲載誌名 『古代文学』
掲載区分国内
出版社・発行元 古代文学会
巻・号・頁 (60),121-132頁
概要 『丹後国風土記』逸文「浦島子」の諸々の表現を検討し、当該記事が『文選』「高唐賦」「神女賦」を下敷きに記されたことを論じた。日本文学の解釈にあたり、漢籍を想定することは周知のことであるが、当該記事にあってその方法は、潤色として処理され、解釈に影響のないものとして扱われてきた。本論文では、漢籍における王の記述のありようが、古代文学に多大な影響を与えていることを論じた。