マキズミ エツコ   Makizumi Etsuko
  牧角 悦子
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/03
形態種別 研究論文 
標題 蘇曼殊『碎簪記』-恋愛悲劇の意味するもの
執筆形態 単著
掲載誌名 二松学舎大学人文論叢
掲載区分国内
巻・号・頁 第68輯
概要 平成13年3月10日.
清末民国初の詩人、蘇曼殊の『碎簪記』は、『新青年』誌上に初めて登場した小説である。文言で書かれたその内容は題材・描写すべてに渉って非常に古典的であると同時に、新しい時代に生きる著者の恋愛悲劇を描いて、新しい社会思潮をも代弁していた。『碎簪記』に描かれた恋愛悲劇を通して、そこに反映された時代思潮を窺うと同時に、『碎簪記』の小説としての特質を明らかにした。