タナカ マサキ   Tanaka Masaki
  田中 正樹
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1996/05
形態種別 研究論文 
標題 張耒の思想
執筆形態 単著
掲載誌名 『集刊東洋學』
掲載区分国内
出版社・発行元 中国文史哲研究会
巻・号・頁 (第75号),43-62頁
概要 本論文は、「蘇門六君子研究」の一環として張耒の思想、特に原理的・本来的な天人関係を示す本性論と現実的な世界認識を示す歴史観について検討したものである。本性論に関しては、「性」を根源的原理「天下之理(道)」の人に於ける存在態ととらえ、結局心を治める問題と関係付けられる、という点では、同時代の学者と共通するが、孟子に依りながら「性善説」をとらず「万物皆我に備わる」を性説とし、又老荘を受容する姿勢が見られる点に特徴がある。又歴史観については、理想的な三代の治を実現するためには「文」から「質」への転換を図る必要がある、とする考え方が特徴と言えよう。