タナカ マサキ   Tanaka Masaki
  田中 正樹
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1990/09
形態種別 研究論文 
標題 蘇軾に於ける「順」・「逆」の思想 ―三教調和論の核心―
執筆形態 単著
掲載誌名 『文化』
掲載区分国内
出版社・発行元 東北大学文学会
巻・号・頁 第54巻(第1・2号),19-37頁
概要 蘇軾の思想の特徴の一つは、儒教・仏教・道教の三教の一致を説くことである。本論文は、三教一致論の基本的な構図として「順―逆」が考えられていることを明らかにしようとするものである。「逆」とは、現象界からその現象が生み出す根源へと遡る方向、失われた本来性を回復する方向であり、又死から生へと帰る方向である。蘇軾は、現実態として物に蔽われている心を本来の姿にもどす為には、非本来性の除去、即ち「逆」行プロセスが必要であり、その点に関しては、言葉は異なるが、儒仏道三教の一致する所だ、と説いている。