ソウトメ タダシ   Sotome Tadashi
  五月女 肇志
   所属   二松学舎大学  文学部 国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 国文学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/12
形態種別 研究論文 
標題 中古文学と漢学
執筆形態 単著
掲載誌名 講座 近代日本と漢学
掲載区分国内
出版社・発行元 戎光祥出版
巻・号・頁 1,92-106頁
総ページ数 15
概要 中古の仮名文学に対する漢学の影響力を『古今和歌集』に見える『文選』『論語』の摂取、『紫式部日記』に見える漢学の捉え方、和泉式部の歌に見える『白氏文集』の摂取を例に解説した。先行研究に拠りながら、帝徳を寿ごうとする『古今和歌集』仮名序の意図、『論語』の解釈が和歌本文に反映している現象も見えること、口に任せて詠んでいると評された歌人・和泉式部も漢籍を読み込んだ上で歌を作っていることを明らかにした。