サトウ ススム   Sato Susumu
  佐藤 晋
   所属   二松学舎大学  国際政治経済学部 国際経営学科
   二松学舎大学大学院  国際政治経済学研究科 国際政治経済学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/03
形態種別 研究論文 
標題 「冷戦・国連・「東西のかけ橋」―中東問題への日本の対応(1956~1958)」
執筆形態 単著
掲載誌名 『Discussion Paper Series』
掲載区分国内
出版社・発行元 筑波大学国際政治経済学研究科
巻・号・頁 (No.3)
概要 〔概要〕1950年代後半の日本外交において、「国連中心主義」というアイディアが実践された、中東をめぐる国連外交を分析した。1958年のレバノン問題の発生に際し、岸内閣の藤山愛一郎以下の外務省は、「外交三原則」のなかの「国連中心主義」に依拠して、アメリカを撤兵させるべく努めた。これは国連の権威を持ち出し、アメリカの表面上の主張を抑えようとするものであった。その一方で、国連の場で、アメリカとアラブ諸国の妥協を仲介して、西側全体の利益を生み出そうとしたのであった。