麻生 将
   所属   二松学舎大学  文学部 歴史文化学科
   二松学舎大学大学院  国際日本学研究科 国際日本学専攻
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/12
形態種別 書評論文,書評,文献紹介等
標題 (書評)森正人著『四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化』
執筆形態 単著
掲載誌名 歴史地理学
掲載区分国内
巻・号・頁 54(5),45-47頁
概要 森正人著の『四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化』(中公新書 2014年出版)の書評である。著者の森正人は四国遍路そのものを研究してきたのではなく、四国遍路をとおして垣間見える人間社会の複雑さを研究し続けている、という本書全体を貫く一貫した意図、目的を述べており、四国遍路に関する最古の記録と言われる江戸時代の文書から現代にいたるまでの四国遍路の変遷とその背後にある社会的、政治的文脈を様々な資料を用いて読み解いている。